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日本の理美容技術は世界一


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2013年9月24日
髪(ヘア)ファッション四季 飛田 恭志

私は、東京の下町で営業する理容師です。

私で三代目であり、両祖父母、両親、兄弟や従兄弟に至るまで理美容に携わっている、いわば『理美容ファミリー』です。

 

高校三年の冬。

今になって思い返せば親不孝なことこの上ないのですが、そんな環境で生まれていながらも、私は進路に迷っていました。

しかし迷った挙句、「この理美容の仕事があったから、自分はここまで育つことができた。自分の身体は理美容の技術でできている。この業に恩返しをしよう。」と思い至り、専門学校への進学を決めました。

 

ただ。

それまで持っていた自分の夢を捨てたからには、それに代わる夢が要ると思い至り、『日本一になる』と決めました。

言ってしまったからには嘘つきになりたくないので、(自分で言うのも恐縮ですが)努力し、全国理容競技大会において優勝することができました。

それからは、ナショナルチームに所属し、世界中のヘア・コンテストを転戦してきました。

そして、2008年。アメリカのシカゴで行われた世界大会で団体金メダルを獲得することができました。

 

世界中の技術やスタイリストを見てきて、私は思います。

間違いなく日本の理美容技術は世界一です。

あきらめず、しっかりと学んでさえいれば、世界の舞台は用意されています。

 

この環境はすごいことです。

 

日本は「理美容師になりたいな」と思ったら国家試験を受けなければなりません。

しかしこれは、世界で言うと普通ではなく、実は理美容の資格が国家免許である国はほとんどありません。

(もちろん言いたいことは山ほどありますが、とりあえず…)

日本の環境衛生の、ことさらに理美容技術と国家免許は、とても誇り高いものがあるのです。

 

私たちの仕事は景気の変動にあまり影響がないとも言われています。

しかしそれは先人たちの努力により、日本人の身だしなみに対する意識の高さが保たれているからです。

私は理美容先進国と言われていたにもかかわらず、低料金化や『簡単・便利』の波に飲まれ、『国民・総“髪なんか短くなればいい”』状態になり、免許制度まで崩壊した国をいくつも見てきました。

その国を歩くと「あれ、この国…おしゃれなはずなのに…なんか変だな…」と、思ったものです。

 

繰り返しますが、日本の理美容技術は世界一です。

しかしその分、レベルの高い顧客意識を納得させるテクニックやスキルを身につけるには、確かに『簡単・便利』とはいかないかもしれません。

ただ、しっかりとした仕事を世の中にたくさん撒いていけなければ、5年後10年後には、それらは全て『知る人ぞ知る伝統芸能』になってしまいます。

そんなことになったら本当にもったいない。

 

人間が文化的な営みを持ち初めてより現在まで、理美容サロンは町のオアシスです。

町が、町として機能していくために、必要な機能であり、そしてそれはかなりの未来まで変わりなく続いていくのでしょう。

 

人と、人が、定期的に顔を合わせ、安定した技術を提供し、笑顔で接する。

湯水のように金銭が湧いてくるような仕事でもありませんが、健全で、とても人間的な仕事の一つだと思います。

高齢者が人口の大半を占めていき、全世代においてコミュニケーション能力が高く評価されていく今後の日本において、間違いなく私たち理美容師は、更に重宝されていく傾向にあるように思います。

 

私はこの仕事への感謝とともに、業への貢献を誓います。

 

飛田 恭志

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